豪華客船タイタニック号の沈没の謎

何を思ったのか今更ながら<タイタニック号>のお話です(^−^;

映画でもあれだけ話題になってたのですから、この客船がどういう運命を辿ったのかはご存知でしょう。

要は大西洋の真中で氷山と衝突して沈んでしまったわけです。

有名な話しでは、1898年にモーガン・ロバートソンという作家が発表した

<タイタン号の遭難、あるいは愚行>という作品が、あまりにもタイタニック号の悲劇と類似していたので

彼に予知能力があったのではないかと噂になりましたね。

この辺はタイタニック号関連の書籍やTV番組でけっこう取り上げられているので、知ってるぞ! という方も多いでしょう。

さて、そんな有名どこの話しでは面白味がありません。

なんたって、ここは数多に渦巻く超常現象がテーマになっているコーナーですから(^−^;

もしタイタニック号が沈んだ原因が<ミイラの呪い>とかだったらどうします?

もう興味津々でしょう(^−^) 前振りが長くなりましたが、ここではその<ミイラ>のお話です。

このお話は1910年のカイロに端を発していました。

イギリスの有名なエジプト学者<ダグラス・マレー>に一人のアメリカ人がミイラの棺を売ろうとしました。

それは滅多にない貴重な出土品である事を知って、マレーは直ちに購入することに決めました。

その棺には紀元前1600年、テ−べに生きていたとされる、アモン・ラー神殿の王女のミイラが収められていて

棺の外側にはエナメルと金を施して見事に細工した王女の像が彫られていたそうです。

売値も信じられないくらい安く、彼は後の悲劇も想像だにしないまま急いで小切手を切って棺を受け取りました。

ところが、棺を売ったアメリカ人は小切手を現金化出来ませんでした。

なぜって? その日の夜に急死してしまったからだそうです。

さて、マレー本人もこの王女の棺が恐ろしい災厄もたらすことを、この後知ることになります。

棺を手に入れてから3日後、ナイルに狩に出掛けた時、突然に銃が暴発し、肘から先の腕を切断するはめになりました

さらに棺を持ってイギリスに戻る途中で、同行した彼の友人2人が原因不明の死を遂げてしまいます

それで終わるわけもなく、今度はミイラの棺を扱った2人のエジプト人が急死してしまいます。

これでマレーはさすがに気味悪くなり、この棺を処分しようとある富豪の夫人に譲り渡します。

結果、夫人は棺と一緒に災厄も受け取るはめになってしまい、まず母親が原因不明の急死。

本人は恋人に棄てられ、次に熱病にかかり、死にそうになりました

ここで夫人は、様々な災厄の原因は<ミイラの棺>が原因と思い、棺をマレーに返そうとしましたが

彼は恐れをなして、その棺を今度は大英博物館に寄付してしまいました。

ここでも<ミイラの棺>は猛威をふるいます(^−^;

写真を撮ろうとしたカメラマンが急死し、展覧会を企画したエジプト学者が開催日の夜にベッドで変死するといった悲劇が続きました。

そんな時に、今度はニューヨークの博物館が棺の引取りを申し出ます。

そして最も安全な輸送手段として、タイタニック号が選ばれたわけです。

王女のミイラはついに1500人を道連れに大西洋に沈んでいってしまいました。

しかし、のちに大英博物館は、<ミイラの棺>は安全に保管されており、タイタニック号に積みこまれた事実はないと

公式に新聞に声明文を出しています。

「なんだ。じゃあ、呪いじゃないじゃない」となりますが.....

この<ミイラの棺>はその後一度も公開されていない事実が現実にあったりします。

さて、アナタは<ミイラの棺>がタイタニック号と共に大西洋に沈んだと思いますか?

それとも、呪いなんて嘘っぱちと思いますか?

判断はアナタにお任せします...(^o^)

 

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