魔窟・・・

漢字で書くと何ともおどろおどろしくなりますが、かなだと「まくつ」・・・まぬけです^^;

ちなみに「魔窟」の意味を辞書等で調べると、「悪魔が住んでいる所」「ならず者や売春婦などが集まり住んでいる所」
なんて出ていますが、ここはレトロゲームの
まくつです。

1970年代後半、あのTAITOのスペースインベーダーが発表され
TV GAMEの時代は夜明けを迎えようとしていました。
その後、スペースインベーダーの亜流たちが続々と巷に溢れかえり
当時は一体どれがオリジナルか?区別のつかない人もいたほどでした。

当時のゲームセンターは今のような「明るい」「健全」「安心」とは180度逆の
「暗い」「不健全」「常に危険と隣り合わせ」といった
・・・まさに魔窟のような空間でした。

暗い隅のほうでゲームをすれば、かなりの高確率で怪しげな人物に襲われ
これまた高い確率で金品を強奪されるといった不幸な出来事は日常茶飯事。
ゲーム機に対する不正行為も罷り通り、言ってみれば何でもありありの
異常な空間だったのかも知れません・・・
(ちと、言い過ぎか^^;)

ともかく1970年代後半から1980年代にかけてのゲームセンターは
今のような市民権はほとんど得られておらず、店構えはほとんどが怪しく

店内の明かりを暗くするため窓は黒いカーテン等で隠されていて
一体中で何が行われているのかは、外からは窺い知れない状況でした。

そんな状況下でも、「ゲームしたい」「ゲームのためならどうなったっていい」と思ったかどうかは定かじゃありませんが
一人・・・そしてまた一人と魔窟に踏み込み、みんな帰らぬ人となってしまいました・・・てのは嘘ですが^^;

なんだかんだと書きましたが、要はTVゲーム聡明期のゲームの紹介みたいなもんです。
今のグリグリ3Dで動くゲームも素晴らしいのは確かなんですが
昔のゲームにもそれはそれで素晴らしい部分が多々あったのではないかと。
温故知新なんて四文字熟語もあることですし・・・ね^^;

 

まくつに足を踏み入れるかたは↓

まくつなんて嫌だ! というかたは↓