21世紀に妖精は存在するのか?
本当はタイトルからクリスマス前に間に合わせたかったのですが
残念ながら間に合いませんでした^^;
まぁ、この歳になってファンタジーやロマンスも似合いませんが^^;
さて、超自然的な存在が人間社会に姿を現すと言う考え方は、どんな文化・時代にも見られます。
このような現象を信じているのは、別に宗教を信じている人達ばかりではありません。
私達の生活とは異なる世界から訪れた訪問者の存在は、世界各地の民話・神話では定番のテーマですし
その類の目撃情報も21世紀を迎える今日も減ってはいません。
地域差で見ても、都会でも、自然に満ちている地域と同じくらいに
その種の目撃情報は多く確認されています。
しかも、目撃されたとされる訪問者の種類は実に様々です。
私達とともに地上に存在すると言われてる妖精や妖怪もいれば
この世ではない場所からやってくる天使や悪魔もいます。
その中には、エイリアンとか地球外生命体などと呼ばれる
宇宙から飛来する不思議な生物も含まれているようです。
こうした大きな分類の中にも、実に数え切れない程の多様性があります。
事実、「小人」伝説は世界中のどこを探しても存在するようですし、
世界中の妖精やノーム(地の精)、トロール(北欧の神話に登場する超自然的怪物)などを
細かく列記すると、甲虫や蝶類に匹敵するほどの数になるかも知れません^^;
日本の妖怪もその種類を数え上げたらきりがないでしょう。
果たして妖精は存在するのでしょうか?
ここで1977年に海外の<フェイト誌>に掲載された目撃情報を紹介しましょう。
「母と一緒にサマセットの自宅の庭にいた時のことです。出し抜けに母が、
静かに、と言うように口に指を当て、花の一つを指差したのです。
そちらを見ると、驚いたことに身長15センチほどの女性が立っていたのです。
その背中にはトンボの羽に似た鮮やかな色の透明な翼がついていました。
彼女は小さな杖を掲げて、その先端をバラの花の芯に向けました。
杖の先端には星のような小さな明かりが灯っていました。
彼女の手足はごく淡いピンク色に染まり、服から透けて見えるほどでした。
銀色の長い髪は、オーラ―のように見えました。
彼女はハチドリのように翼を小刻みに震わせながら、少なくても2分ほど
バラの花のそばで旋回したあと、どこへともなく姿を消してしまったのです。
私が一番驚いたのは、その小さな女性が、民話やおとぎ話に登場する典型的な
妖精の姿形と何から何まで同じだったことです」
目撃者のシンシア・モントフィオールは、自分の体験が空想なのではないかと
疑ったことは一度もなかった。母親も彼女が目撃した事は事実だと断言した。
しかし、シンシアは自分が見た妖精がまるで絵本に出てくる<妖精>そのままだった事を
いぶかしがった。
^^;...肯定も否定も出来ませんが...
他のとこでは、こんな話もあります。
1995年1月7日付けの「ウィークリー・ワールド・ニュース」が報じた記事です。
1994年の夏、アメリカのジョージア州コグテルの教会で、人々が賛美歌を歌っていると
床から突然悪魔の集団が飛び出し、11名を殺して消え去った。
FBIの調査によると、現場には57名の目撃者がいたそうです。
また、不可解なことはある特定の地域にしかいないと考えられる存在が
まったく別の地域に突然現れることでしょう。
1987年、フランスのビスケイ湾近くのある海岸で、河童そっくりの怪物が出たようです。
頭に皿こそありませんでしたが、身長1.2メートル、手足には水掻きがあり
全身にウロコがあったようですから、外見は河童そっくりです^^
言うまでもありませんが、こうした目撃報告が現実のものであったか?
それを疑うのは当然必要不可欠です。
けれども、それを疑っていても、その話を単なる<空想>だと
決めつける事も出来ません。
それはどうしてか?
数々の目撃情報を単なる空想と考えてしまうと
2つの疑問にぶつかるからです。
第一に、目撃者達はなぜ、誰もが同じようなものを空想するのか?
第二は、彼らはどうして、自分の遭遇体験が夢でもなければ空想でもなく
<現実>だと信じるようになったのか?
常識を超えて信じる心には、いまだ説明はつきません...^^;
妖精の本当の姿について面白い記述があります。
サー・アーサー・コナン・ドイルの<妖精物語>の中にこうあります。
「妖精は、物質として固定されることのない、ごく微細で精妙な素材によって体を形成している。
だが、だからと言って、妖精には実体がないと考えるのは、完全な間違いである。
妖精は彼らなりの方法で、我々と同じように実在しているのだ。
ただし、妖精は人間のように生まれたり死んだりしない。
一般に妖精は人間を縮小したような姿をしていると思われているが
これは人間の思考による想像能力が働いた結果である」
この考えが正しいとするなら、妖精が小さいのは、彼らが人間の想像に
合わせているからと言う事になります。
妖精を見る人は、妖精は小さいと思い込んでいますからね^^
さらに記述はこう書いてあります。
「ノームや妖精の体の本質は、人間のそれとは異なるし、はっきりした形を持つ
ほかの生き物のそれとも異なる。
彼らの本体は通常明確な形を持たない。
そのため、小さな霞のようなものとか、まぶしい火花のような核を持つ
光る色の塊のようなものとしか、説明できない」
彼らが特定の姿になる時は、
<外界の物理的条件と、内面の知的な衝動の両方向から影響を受ける>ようです。
いったん、自分がなるべき姿が決まってしまえば
彼らは苦もなくその姿に変身出来るみたいですね^^
そのことについてもこう記述されてます。
「とるべき姿が何によって決まるのか?
そして化身がどのようにして行われるのかは、はっきりしない。
しかし、そのひとつの要因として、個人あるいは集団としての人間の思考の影響が考えられる」
やはり人間の思考が生み出す....幻....^^;
さて...
花を寝床に出来る小さな妖精、身長1メートルの妖精や人間サイズの妖精、
あるいは巨人のように大きな妖精...
うっとりするほどの美貌の持ち主もいれば、見た者が震え上がるほど醜悪な顔の持ち主もいる。
親切で役に立つ妖精もいれば、意地の悪い危険な妖精もいる。
色んな妖精が世界各地で今も語り継がれ、目撃され続けています。
果たして21世紀の地球は人間達に微笑むのか?
それとも妖精達に微笑むのか?
それは誰にもわかりませんが、
世の常として物質的に豊かになればなるほど精神的に貧しくなる...
そんな傾向があるようです
皆さんは妖精の存在、信じますか?
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