THE FOG ザ・フォッグ |
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2005年アメリカ作品 |
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監督 ルパート・ウェインライト |
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ジョン・カーペンターの初期の迷作「THE FOG」のリメイクなんですが・・・
うーーーーーむ・・・
リメイク映画が多い昨今ですが、必ずしもリメイクがオリジナルを越える必要性は自分はないと思ってます。
にしても・・・これはどうも・・・^^;
オリジナルの持つ独特の怪奇ムードはすっかり姿を消しているのはどうしてなのだろうか・・・
霧、復讐しに来る幽霊と題材は一緒なはずなんですが^^;
CGによるこれでもかの特殊効果があれなのかなぁ。
微妙にストーリーがいじられているのが原因なのか・・・
まさに霧が題材となってる作品なだけに
五里霧中
なのかも知れません^^;
単に気軽にホラーを観たいって人には良いかも知れません。
ちょっと支離滅裂な展開も、逆に考えれば「ちょっとよそ見してても問題なし」でもありますしね^^;
それにホラーに耐性がない人も大丈夫。
怖くありませんし^^
ただこれを見た後にオリジナルを再見すると、賛否両論のオリジナル版「ザ・フォッグ」が良く見えるのは・・・果たして^^;
まぁ、自分は元から賛否の賛な方だったんですが
お金をかけなくても、血を出さなくても演出次第でこんなにも怖く出来るというのが再認識させられます。
主演のトム・ウェリングなんですが
彼は海外ドラマ「ヤングスーパーマン」で若き日のスーパーマン役を演じていて
どうも自分はそのイメージが強く、「こりゃきっとセルフパロディのシーンでもあるかも知れない。空飛ぶんじゃないか!?」とか
思いつつ観てましたが、さすがにそこまで悪ふざけはなかったようです・・・
ちなみにストーリーを要約すると
北カリフォルニアの海岸に面したアントニオ・ベイという町を舞台に、その町の創設にまつわる呪われた伝説に隠された復讐劇を描いたものです。
若干、オリジナルとリメイクでは復讐にいたる原因が違うのと
ラストがかなり変更されているでしょうか^^;
まぁ、なんだかんだと文句ばかりですが
怖くない、なんか話が支離滅裂、登場人物馬鹿ばっかりでも・・・結構好きな映画かもです^^
カルトムービー 本当に恐ろしいホラー映画 (メディアックスMOOK)