Primal Rage |
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1989年アメリカ作品?(マカロニかも?) |
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監督 ビットリオ・ランバルディ パトリック・ロウ シェリル・アロット 他 |
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ある日覗いた古本屋さん・・・そこにはワゴンの中に投げられたビデオたちが、悲しそうな目で自分を見つめる姿が・・・
なことはないですか^^;
とにかくそこには「5本で1000円!!」という文字がでかでかと!
1本200円か・・・その後、ワゴンの中をがそごそと漁る自分・・・
出てくる出てくる・・・聞いた事もないような作品が・・・・そんな中の一本がこれ「ザンゴリラ」です。
ストーリーはというと・・・
フロリダ大学の新聞部で活躍するサムとダフィは、有名なマルコム・エスリッジ博士の秘密の実験の内容を探ろうとしていた。
ある夜、実験室に忍び込んだダフィは、実験中の猿に腕を噛まれてしまう。
その日からダフィは凶暴なモンスターと化し、遂に殺人を犯す。サムが彼を見つけた時、ダフィは自ら命を絶った。
だが、恐怖はそれで終わらなかった。ダフィの病気は大学の他の生徒に感染。
ハロウィン・パーティにわく大学内は、今地獄絵図に姿を変えようとしていた・・・
といった内容です・・・
なんだか、大学内とかパーティとか感染とかゾンビのようになるとか・・・
取り合えずホラーの要素をてんこ盛りにしてみましたってのが、非常に伝わってくる作品ですね。
伝わったからといって、必ずしもそれが成功に繋がるとは言えないのがまた^^;
特殊メイクにはカルロ・ランバルディが参加していて
この人は「キングコング」や「ET」なんかにも参加していて名匠なのですが
この作品の監督が・・・名前でもわかると思いますが、カルロ・ランバルディの息子です^^;
おまけに撮影者のとこのクレジットを見ると、アントニオ・クリマティの名前が・・・
この人は俗に言うモンド映画の「グレート・ハンティング」や「カランバ」の監督だった人です。
おまけに音楽は、ホラー映画の音楽と言えば「ゴブリン」! となるかは定かではないですが^^;
その中のキーボードやってる人です。
親子で作った。撮影はモンドで手馴れた人間。音楽もゴブリンそのまま・・・本当にアメリカの映画なのでしょうか・・・^^;
なんだかマカロニ・・・イタリア映画のような雰囲気なのですが・・・もしかしてビデオのパッケージが間違ってるのかな・・・
結局はなんてこはない普通のホラー映画なのですが
ハロウィン・パーティのシーンで異常とも思える変てこなシーンがありました。
何だか聞いた事も見た事もないロック・グループが延々と歌うシーンがありまして
こういったシーンはお約束でもあるわけですが、そのお約束が延々と5分以上も続くというのは一体なに?
そこだけがMTVのようになってたりして違和感いっぱいです^^;
しかし・・・ジャケット見てもらえばわかりますけど
「ザンゴリラ」という放題も凄いもんがありますね。ジャケットの絵にも書かれてるけど
「ゴリラ」なんてどこにも出てきません。噛み付く猿はヒヒでした。
「ザンゴリラ」ではなく「ザンヒヒ」・・・
語呂的にも響き的にも・・・あまりにも変ですか・・・「ザンヒヒ」ですもんね・・・
きっと・・・ゴリラ・・・なんでしょう・・・
もし見る機会があったら見てください。後悔するかもしれません・・・・
映画秘宝EX映画の必修科目11 鳥肌ホラー映画100 (洋泉社MOOK 映画秘宝 EX|映画の必修科目 11)