THE
NIGHT OF TERROR |
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1979年イタリア作品 |
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監督 アンドレア・ビアンキ アリアンジェラ・ジョルダーノ ジャンルイジ・チリッツィ 他 |
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傑作でも伝説でもなんでもないけど、ゾンビ映画ファンなら誰もが知ってる「ゾンビ3」がついににblu-rayで発売されました。
DVDは随分前にパイオニアLDCから発売されていたんですが
後に廃版。お決まりの中古価格高騰で購入するのに二の足を踏んでいた人たちには朗報でしょう。
DVD版ではトリミングされていましたが1080p完全ノートリミング版で、ざらついていた画面がヌルヌルのテカテカで気持ち悪さ倍増。
特典映像も67分とたっぷり。
ストーリーをざっくりと説明しますと
いかにもな感じの髭面の考古学者の爺さんが古代の文書を解読。
薄暗い洞窟の中をガツガツと掘っていたら、あら大変、地獄の門が開いちゃった。
洞窟の壁から地中からわらわらと出てくる汚いゾンビたち。
当然、美味しそうなお爺さんに齧り付こうとします
「私は友達だ!」
「オジイサン・・・ トモダチ・・・」
なんてなるわけもなく、あえなく食べられ爺さんは退場し、後にゾンビとなって再登場。
そこへのこのことやってきたのは爺さんに招待された親戚の人たち。
バカンスに遊びに来きたらどうだって事だったんでしょう。
しかし、爺さんは親戚の人間たちを呼んでおきながら
自分は地獄の門を開いて食べられちゃってるというサプライズ。
そこへ呑気にやってきた親戚の人たち。やれ飯だ、庭の木陰で乳繰り合うだと
煩悩の虜になっていると
都合良くあった屋敷そばの埋葬墓地からゾンビがわらわらと出現。
一人襲われ、また一人と阿鼻叫喚の地獄絵図に。
何とも汚らしいゾンビさんA
屋敷に立て籠もってゾンビに応戦しますが
このゾンビ、身なりは汚らしい癖に知恵が回るらしく
その場にあった農機具やらを駆使しして、ノロノロとした動きながら見事な連携プレーで次々と親戚の人たちを餌食にしてしまいます。
屋敷を襲おうと武器を手にし集まるゾンビの皆さん
屋敷の中の親戚の人たち、それとメイドさんは一体どうなってしまうのか?
といったストーリーです。
邦題がゾンビ3となっているものの、ジョージ・A・ロメロとも
「ZOMBIE2」として公開したルチオ・フルチのサンゲリアとも全く関連がないのは
まぁ、この手の作品ではいつもの手口なのでどうでもいいですが
一応はサンゲリアのスタッフが関わっていたようです。所々でサンゲリアで見たようなシーンがあるのはそのためか?
このゾンビ3という作品
ゾンビの造形の汚さもあれですが、何より不気味なのが
マザコン少年役で出ているマイケルです。
とにかくゾンビよりも恐怖を掻き立てるその演技と風貌。
ゾンビよりも人気な重度のマザコンのマイケル
勿論、大人の俳優さんなんですが
素晴らしく不気味に演じていて、ゾンビよりもマイケルが気になってしまうという本末転倒ぶり。
ゾンビ映画なのか? サイコパスな映画なのか? とまではならず
早々とゾンビに噛まれてゾンビ化。
大好きなママの乳に齧り付いてしまうという・・・
全体的に漂うチープ感は否めないものの、そこそこの出来でないかと思われます。
何よりマイケルの怪演だけでも一見の価値ありです。
最後に
どうしてこうなった? の汚らしいゾンビさんB
あ、小さいお子さんと一緒の視聴はおススメしません。
イタリア映画らしく裸や乳繰り合うシーンがやたらと出てきますから。
まぁ、そんな人はいないと思いますが・・・^^;
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