アルバトロス・フィルムです。

その中でもアルバトロス・コアレーベルは大変です。
エロ・グロ・ホラーの三大タイトルをやたらめったらに発売して、一部のファンを大喜びさせています。

で、「ミート・オブ・ザ・デッド｣です。
ロメロのゾンビ４作目になる「ランド・オブ・ザ・デッド」の登場と共に
ゾンビムービーの邦題が「〜オブ・ザ・デッド」になりつつありますが
これはあれですか？　そういう類似タイトルにする事によって騙されちゃう人を期待している！？
そうなのでしょうか・・・ま、どうでもいいんですが・・・^^;

で、ミート・・・肉と言うことでＢＳＥが原因でみんなゾンビというタイムリーと言うか、ちょっと洒落になってないものです^^;

話の流れは・・・

狂牛病の牛が錯乱
↓
牛さん同士の激しい乱闘
↓
勢い余って人間にも挑む
↓
牛パワー炸裂で人間様は歯が立たず噛まれる！　食われる！
↓
で、噛まれた人間ゾンビ化
↓
ゾンビと化した人、普通の人見つけては襲う
↓
ゾンビと化した人に噛まれると噛まれた人は当然ゾンビ
↓
無限ループ

まぁ、ゾンビ映画の定番のようなストーリーなんですが、最近多い設定「とにかく強いヒロイン」という事で
この作品でも女性が頑張ってゾンビをなぎ倒してくれてます^^
結構特殊メイクとかはそこそこなので、お金はかけて作られているようですが
どうにも拭い切れない自主制作のようなノリ・・・
最近のホラーは高確率で「自主制作のような・・・」にぶち当たります・・・
まぁ、いいんですけどね・・・

感想は良くも悪くもゾンビで、多分製作者はロメロのゾンビを崇拝しているようで、あちこちの場面にそれらしいシーンが出てきてニヤリと出来ます^^
でも、そんなのはわからない人が多数なので、ニヤリと出来る人は僅かかも知れません。
しかし、これをレンタル店で見つけて「ウフフ」と借りるのはゾンビマニアしかいないかも・・・^^;

アルバトロス・コアのラインナップには数々の魅力あふれる作品があり
頭にエンジンつけちゃって常にブルブル震える「マシーンヘッド」や、尻が巨大化して大暴れという「尻怪獣アスラ」といった
「これは何かの冗談ではないのか！？」という作品が目白押しです^^;

かなり色んな意味で期待の出来そうな作品群ですが、レンタル店があまりのタイトルにびびってしまい
アルバトロス・コア系の作品は入荷してくれない傾向があるのが残念でなりません。

とてもじゃないけど結構な値段で購入する勇気はありませんから・・・^^;

モンスター大図鑑 SF、ファンタジー、ホラー映画の愛すべき怪物たち