FREAK HOUSE

フリークハウス

2000年アメリカ作品
監督 

フレッド・オーレン・レイ

キャスト 

ジェイミー・マーツ 

マイケル・アモス 

秋の夜長は何も考えずに観れ、なおかつ鑑賞後に心に何も残らない映画を観るのが素敵かと・・・

そんな時は「FULL MOON PICTURES」の映画に限りますね。
チャールズバンド一家が作り上げる作品は
早い・低予算・上映時間短いと三拍子揃ったもので
観終わった後に「しまった!」と思いつつも、新作が出るとついつい観てしまう
まったくもって麻薬のような作品です^^;

この「フリークハウス」も
話はあってないようなものであり、そしてセット内ですべての映像撮っちゃったという
まるでやっつけ仕事のような作品です。
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おまけに中味が74分という短いもので、東京12チャンネルの午後のロードーショーのために
意図的に作られたかのように感じてしまいます^^;

映画の内容は・・・
遊園地の見世物小屋を見に来た若者4人が
見世物小屋のオヤジの逆鱗に触れ、一人また一人と
見世物小屋の怪物に姿を変えられてしまうという話です・・・・
おいおい! それで終わりかよ!!
と言われそうですが、本当にそんな話なのでこれ以上どう説明したら良いのか・・・^^;
まぁ一応は本人たちの願望を叶えた形の怪物にさせられるんですが
それがまた意味不明で・・・
観ていても「???」な部分が多発し、気がついたら終わってた。
そんな感じです^^;

「FULL MOON」も昔は時々良質のホラーを何かの間違いで作ったりしてたんですが
ここ数年はなんだかどうもダメですね。
監督がダメなのか? それとも製作総指揮のチャールズバンドが悪いのか?
開き直りで80分枠の映画をがんがん撮り続けて、それをビデオだ、DVDだと連発されると
観るほうは一体何を信じればいいのか・・・という世界に^^;

タイトルだけ見ると、戦前に撮られた映画「FREAKS」をモチーフにしてるのかなと思いがちですが
注:「FREAKS」には本物の人たちが一杯出てました。
まったく関係はないようですね。
でも、見世物小屋が好きな人にはたまらない作品なんだろうなぁ・・・

内容は抜きにしてだけど・・・^^;

 

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