TOTEM
デモンズナイト

1999年アメリカ作品

監督 

マーティン・テイト

キャスト

ジェイソン・ファウント 

マリッサ・テイト 

ワゴン売り190円の品です。

製作総指揮の名前のとこにチャールズ・バンドの名前があったので
もうこれはそこそこ面白いか、果てしなくつまらないかのどっちかしかないだろうという予感が・・・

で、見ました。
もうたまりません!!
恐れていた予感は見事に的中し
激しく面白くありませんでした^^;
これまで色々なホラー作品を見てきましたけど、久々にショック状態になるほどの作品です。
そもそも70分という短い時間の作品なので、その短い中でどう内容を凝縮するのかが楽しみだったんですが

何とまぁよくここまでスカスカの作品に出来たと、別の意味で偉大な作品かも知れないですね^^;

その内容は・・・
いきなり場面は森の中。そこを一人の女性が黙々と歩いていました。
そして森の中にポツンと建っていた小屋に辿り着き中に入ると・・・そこには数人の男女がいました。
一人の男性がその女性に言います。
「この小屋に来たのは君で6人目だ。理由はわからないけどここにいるみんなも無意識にここに来たんだ。
逃げようとしてみたけど、小屋の周りにはバリアみたいのが張ってあって出れないんだ」

意味不明のまま、小屋の中ではアメリカインディアンの伝説が書かれた本が見つかり
あーでもないこーでもないと議論が繰り広げられる中、小屋の近くの墓地から三匹の悪魔?が復活。
小屋の人間を誘い出し、それぞれが一人ずつを操り他の一人を殺していくのだった・・・

もうね、ホントに、わけがわかりません!
設定の強引さもさることながら、物語もあるのかないのかわからない滅茶苦茶ぶり。
フルムーン・・・チャールズバンドって時点での嫌な予感は的中です。
見ていて思考停止は確実なんじゃないかと^^;
一応、ラストはあるのですが、それもなんだこりゃ? なオチなので説明は不要かと。
ゾンビの文字がジャケットに書かれてますが、確かに出てきます。
最後の方の1分あるかないかのシーンだけですけど・・・とほほ。

見所として(これもまた微妙ですが)
三匹の悪魔の姿が、フルムーンの人気作?「パペットマスター」シリーズの中のパペット達のような姿をしていた事でしょうか。
勿論、その動きにCGなんて使わず古典的なストップモーションを使ってましたが・・・

レンタルビデオ屋には多分ありません。DVDもあるのかないのか・・・

どっちでもいいですけどね^^; 観たい人だけどうぞ。

 

映画秘宝EX映画の必修科目11 鳥肌ホラー映画100 (洋泉社MOOK 映画秘宝 EX|映画の必修科目 11)